台湾の輔仁大学院のみなさんとの国際交流

他の見学先施設様は要介護高齢者の施設であるのに対し、当施設は自立度の高い「軽費老人ホーム」があり、
法人内のご見学も然ることながら、せっかく他国から日本へご見学をされるのだから軽費老人ホームの入居者さんでおもてなしをしよう!ということになりました。
台湾の方は非常に陽気で踊りや民謡のおもてなしの時に一緒に踊り出され、盛り上がりました。
最後に御礼にと、台湾の愛唱歌を舞台で歌ってくださって、本当に感動しました。
台湾・輔仁大学大学院のウェブサイトはこちら
http://www.fju.edu.tw/



台湾は現在高齢化率13~14%で高齢社会を迎えており、平成26年「介護サービス法」が生まれ、3年後には介護保険制度が始まります。同国は現在高齢者福祉やケアの在り方を模索している時で、この度の視察は日本の高齢者介護・福祉を多方面から学びたいということでした。

後日、当法人の理事で論語普及会の学監である 伊與田覺氏に以下の教えを受けました。
【孔子の弟子の曽子が、「輔仁」という言葉を広められた。『文を以て友を会し、友を以て仁を輔(たす)く』
学問を通じて友が集まり、友の働きによって、思いやりの心を高め合う―という意味で、福祉の精神はまさしく「輔仁」である。】
今後、「東アジアが共同体として、東アジアの発展(平和、福祉)を考えなければならない」と言われています。台湾との良好な関係を築き、お互いの国の福祉を発展させることができれば、と願います。



