職場体験の授業で

<中村介護士>

介護の仕事を目指したきっかけは、お年寄りと接することが昔から好きだったこともあり、中学生の時、職場体験の授業でいくつかある業種の中から介護施設を選んで介護の現場を体験しました。働いているスタッフさんに話を聞いたり、利用者さんとの交流を体験したことがとても楽しく感じ、将来は介護の世界で働いてみたいと思うようになり、現在は「豊年福祉会、特養天の川明星」にて仕事に励んでいます。

 

笑顔から始まる繋がり

特養は利用者さんが日々生活する施設であって、気持ちよく過ごしていただくことを常に考えています。当事業所では行事もたくさんあり、利用者さんとスタッフの笑顔を大切にする取り組みを常に実施しています。その中でも、小旅行行事や利用者さんの今やりたいことを行う個別処遇行事があり、外出して日帰りの旅行、複合施設に買い物になど、施設を飛び出して外出先で、利用者さんの違った一面や新しい発見もでき、利用者さんとスタッフとの「笑顔で繋がる取り組みを積極的に行っています。

「笑顔で接すること」

利用者さんに対する接し方や話し方ひとつで状況も大きく変わります。これが、正解という答えはないのですが、相手を思いやる気持ちは必ず伝わり自然と「笑顔溢れるコミュニケーション」に繋がります。

介護の仕事に就いて6年になります。振り返ると最初は、学校で学んだことが現場では思うように通用しなくて、利用者さんとのコミュニケーションがうまく取れず不安になることもありました。その時に先輩スタッフから、ゆっくりでいいので利用者さんと時間をかけてあなたらしいコミュニケーションをとれば、状況は少しずつ変化していくことを教えていただきました。自分らしく介護の仕事が出来るように考え、考えたことを実践することで、少しずつ仕事の魅力にはまり現在に至っています。
来年は、事業所の20周年イベントがあるのでスタッフ皆で企画を試行錯誤して考えています。利用者さんとスタッフが一体となり作り上げる過程が楽しく皆で盛り上がっています。
これからは、後輩のお手本となり周りの期待にも答えられるように成長していきたいと思います。